君が人生の時(23/730)

毎日1曲以上聞いているほど好きな歌手である浜田省吾の名曲について触れたいと思います。

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時は無口な旅人

一番の歌詞で好きなフレーズです。人生を波のように例え、波は激しいときもあれば落ち着いている時もある。しかし、そのタイミングを時は知っているはずなのに教えてくれない。悲しみや喜びがいつ来るかもわからぬまま明日のために生きていく。自分の隣にいる時という存在、なのに何も言わずに自分の隣にいるだけ。自分の人生の一番良いところ、悪いところ、あんなら自分の人生の終わりもわかっているのに教えてくれない。そんな自分の人生と共に歩む旅人。それが時。

なんか、すごい考えさせられる言葉だと私は思います。素直に教えてくれれば人生が全てうまくいくはずなのに、教えてくれない。中には辛いことなのに、そこから解決する手段も教えてくれない。しかし、そこから抜け出すと大きな経験として自分の人生に残る。これを自分でわかってほしいがために、教えてくれないのかもしれない。

人は悲しき旅人

今度は2番で好きなフレーズです。現実になることを夢見て動くが夢のようにはうまくいかない。愛を注いでもそれに反するかのように自身が傷つく。そんな未達成な夢と不完全な愛を持ち生きる。

人という生き物は時の視点からみたら悲しい旅人だと感じます。これをやったらうまく行かないのになぜ気づかないんだ。この人に愛情を注いでもこの人は変わらないぞ。と、ここでは隣にいる時の視点で見ることができます。こんなに悲しい方へ進んでいくことが人なのかと問われている気にもなります。

Time of your life

この歌の名です。「君が人生の時」はそんな両者の共存を意とし、人生を歩む全ての人へのエールだと思います。無口な旅人と悲しき旅人が共存する世界。昨年コロナにより生活が乱れた時この歌をよく聞きました。聞きながら「このあとどうすれば良いのか教えてくれ」と心のなかで叫んだこともあります。今となればそれも人生の1ピースでしかないのですね。そんな無口な旅人と共に、わからぬ未来へ進んで生きたい。

今日の一言

君が人生の時、そんな言葉を未来の自分にもう一度言いたい

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