1時間弱サイクリングした。
走行距離はだいたい14kmぐらい。
実際走ってみると、初秋であるためかかなり涼しい。
また、自転車に乗ることで、人工的に作られた明かりが暗闇という自然現象を侵食している様が見れて面白い。
自分の自転車もそうだが、横を走行している車の明かりを見ても感じられ面白い。
100年前ではありえなかった光景が、今実現している。
夜は黙って寝るのが正解という常識を、ここ100年で覆したのだ。
技術の進歩に驚くとともに、少し不気味にも思える。
野生動物が減るのも納得できる。
明かりがあっては自然調和が崩れる。
なぜなら、本来そこにはないものだからだ。
そう少し申し訳ない思いをしても、やはり面白い。
そんなことを感じてサイクリングした。
これを東京でやったらどうなるか、非常にワクワクする。
人工物で埋め尽くされた中、こじんまり生きている自然。
その切なさと勇敢さがたまらなく愛しい。
この自然と人工物の均衡を肌で感じれるから、私は都内観光が好きである。
明かりが暗闇を侵食する。
面白い。
都内観光ほど、面白い趣味はない。